HOME>CMS導入・構築成功の法則>なぜCMSの導入・構築が失敗するのか

なぜCMSの導入・構築が失敗するのか

  • CMSを導入したのに更新作業に時間がかかる
  • 自社の承認フローにCMSがマッチしていない
  • CMS導入の効果・成果が感じられない

そもそもCMSの目的とは

一般的にCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)とは、Webサイトを制作するために必要な情報(コンテンツ)を1ヶ所に集め、統合管理するシステムであると定義されています。
企業のビジネスにおける目標達成のために、誰もが運用に参加できるような仕組みを構築することがCMSの目的であると言えます。

CMSの導入・構築が失敗する3つの要因

要因01

Webサイト更新ツールという考えが失敗の始まり

CMSはほとんどの場合、運用や運営を楽にするツールだと考えられています。
もちろんCMSを導入することによって、運用や運営が楽になるというメリットもありますが、CMSとは単純に「ツールを入れること」ではなく、本質的にはコンテンツをマネジメントしていく仕組みを作ることなのです。
つまり、Webサイトを管理する組織や業務フローを作ることであり、単なる更新ツールというのはその一面を表しているにすぎません。単にCMSを導入したからといって、Webサイトが有効に機能するわけではないのです。

要因02

データの管理や運用・承認フローの整理までCMSに頼ろうとする

CMSはあくまでも、管理されたコンテンツを指定した通りに出力するツールです。
商品情報、顧客情報など、それらをどう組み合わせるか、その情報を管理するのは人であり、CMSは管理されたコンテンツが全部揃ったうえで、はじめて自動的に出力されていくものなのです。

CMSを導入するためには、ページを追加する際の運用フローや公開するまでの承認フローも整理しなければなりませんが、その運用・承認フローをCMSは作ってくれるわけではありません。運用・承認フローは、Webサイトに関わる全員が考え、共有しなければならないのです。

要因03

CMSツールの導入がプロジェクトの目的となっている

自社のWebサイトには、どんな運用が必要なのかを明確にしないままCMSを導入してしまうと、ツールありきの運用フローとなってしまうのですが、CMSを導入したからといって会社組織が大きく変わることはまずありえません。そこに生じた「ギャップ」が運用の不便さを生み、結果として使いづらいCMSになってしまうのです。

今では様々なCMSツールがあり、承認フローが複雑に設定できるもの、テンプレートやデータの分類が細かく柔軟にできるものなど、それぞれ特徴があります。
CMSツールの導入を先行してプロジェクトを進めるのではなく、Webサイトで成しえたいことは何なのか、それを実現するにはどんな運用が必要なのかを明確にした後に、最適なCMSツールを選択すべきなのです。

迅速で正確な情報発信を実現するCMSとは

乱立したWebサイトを整理し、企業ブランドを訴求するには

その他のCMS導入・構築に関する情報はこちら

お問い合わせ
ご質問やご相談などはキノトロープWebサイトにて受け付けております。
インターネットでのお問い合わせ
お問い合わせフォーム
こちらのフォームより必要事項をご記入の上、お問い合わせください。
お電話でのお問い合わせ
03-5478-8440 受付時間 平日10:00~19:00
IP電話や光電話をご使用の場合、途中切断されるケースがあります。

お問い合わせ

ご質問はキノトロープWebサイトにて受け付けております。

インターネットでのお問い合わせ
お問い合わせフォーム
お電話でのお問い合わせ
03-5478-8440 受付時間 平日10:00~19:00

関連セミナー

Web担当者様向けセミナーを随時開催しております。