ツール・ソフトウェアを導入しただけでは何も実現できない
CMSの導入は、ツール・ソフトウェアの導入と考える人が多くいます。しかし、ツール・ソフトウェアを導入しただけでは、何も実現できません。
もちろんいろいろな機能をもったツール・ソフトウェアは存在しますが、導入しただけですぐに稼働できるものではないのです。
それではどういった基準でCMSツールを選ぶべきなのでしょうか。
機能ありきではなく、Webサイトの目的をキーとしたCMSツール選び
重要なのはWebサイトの目的は何なのか、それを実現するにはどんな機能が必要なのかを明確にした後に、最適なツールを選ぶことです。
単に使いやすそうや、目新しい機能がついているなどの理由で選んでしまうと機能ありきの運用となってしまうため、結果としていまひとつのCMS導入になってしまいます。
CMSツールには、承認フローが複雑に設定できるもの、できないもの、テンプレートやコンテンツの分類が細かく柔軟にできるもの、できないものなど、いろいろな製品があります。自分たちが作らなければならないWebサイトと、それらを運用していく自分たちの体制を定めずに、CMSツールを先行して選べるわけがないのです。
Webサイトで成しえたいことを明確にした後に、それを実現するための内容・機能を提示できるツールをピックアップし、予算やスケジュールに合わせて選ぶことがCMSツールの選定では重要なのです。
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