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企業の情報を正しく伝えるには

  • IRサイトはどうあればいい? ゲームを提供し、おもしろいコンテンツを作ればOKでしょうか? それも悪くはありませんが、ユーザーにとってIRサイトはあくまでチャネルの1つだという考えを忘れてはなりません。総会や印刷物などの他のチャネルを含めた総合的な対応でそれぞれの企業の特性を活かしてこそ、初めてユーザーに満足してもらえるのです。

IRサイトはPDFファイルのインデックスでOK?

投資の専門家でない個人投資家にとって、IRの情報がアニュアルレポート(英語版であることが多い)だけでは「その企業がどういう状態にあるか」を読み取ることは困難だといえます。

企業のIRサイトにおいてWebサイトが担うべき役割は、やはり詳細でわかりやすい情報提供であると言えます。イベントや紙面など、時間やスペースが限られたツールでは実現できないその企業がどんなことをしている会社なのかを理解してもらうことが求められていると言えるでしょう。

企業への理解を深めてもらうための施策例

例01

投資や経営に関する知識がなくても理解してもらう

個人投資家が必ずしも財務情報や投資に関する知識レベルが高いとは限りません。なるべく投資や経営の知識がなくても理解できる言葉で説明するのがいいでしょう。企業の現状や状況が簡潔にわかるサマリーやレビューを掲載したり、投資初心者向けにどんな内容が書いてあるものなのかを少し補足したりすることも有効です。場合によっては企業の取引先企業が閲覧することも想定されるため、「個人投資家の皆様へ」といったように、コンテンツを分けて専用の入り口を設けることも効果的です。

例02

データだけでなく想いや志を理解してもらう

個人投資家に対するIR活動の本質がファンの育成やロイヤリティの向上であるなら、企業がプレゼンテーションすべきなのは財務指標といったデータよりも、その企業の「想い」や「志」です。なぜそのような事業を展開しているのか、どのような想いで商品開発や市場開拓をしているのか、将来どのような世の中を実現したいと考えているのかを語りましょう。そこに共感を得てこそ、利益追求志向ですぐに株を売買してしまうデイトレーダーでなく、長く株を持ち続けてくれる個人投資家を得ることができるのです。必ずしも社長やトップメッセージだけが有効というわけではなく企業の一方的な思い込みではなく、共感を得るメッセージを伝えることが肝心です。

例03

新鮮な情報を提供し理解してもらう

「What’s New」「News」「プレスリリース」は比較的実装されている企業サイトが多いのではないでしょうか。これらの「最新情報」は、キャンペーンなどの販促や報道発表、Webサイトの更新告知、システムメンテナンスなど目的はいろいろです。いろいろな人向けの情報が錯綜すると、せっかく鮮度の高い情報を提供しても「気がつかない・探せない=閲覧してもらえない」原因となります。そのため、IRサイトではIRに関する内容のみをコンテンツとして設けることが理想的です。

IRサイトで株価チャートや株価をほぼリアルタイムに提供している企業Webサイトがあります。掲載できるに越したことはありませんが、これまで述べてきたように、「プロの投資家はいくらでも情報入手の手段をもっている」「個人株主対応はあくまでファン育成であり、デイトレーダー対応ではない」といったことから、必ずしも株価を掲載する必要はないでしょう。

ユーザに情報が正しく伝えられているかを把握するためには

機能するコンテンツ、サイト構造をなしえるには

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